とある平日の朝早い時間に、コンビニエンスストアに併設されたガソリンスタンドでガソリンをいれたあと、敷地内から出ようとしたところであるトラブルに遭遇。
その敷地には、何の目的だかはわからないけども敷地内に幅10cmぐらいの長い溝(排水溝?)があり、自転車やバイクが溝にはまる事故がないように、側溝蓋がしてあった。(よくドブの上にはめてある金属製のふた)
その蓋がなんの原因か外れて角が上部にはみ出していたらしく、車のフロントスポイラーに引っかかって写真のように破損してしまった。。。(まっぷたつ)
その時に店員さんに言えばよかったんだけど、急いでいたことと、通常駐車場とかでの事故は自己責任という頭があったので、「あーあー、やっちゃった・・・」と思いつつそのまま出て行ってしまった。(思えばこの判断がそもそも良くなかった)
その日の用事が終わって自宅に帰ったあとに嫁さんにその話しをしたら、それはお店の整備不良だから言ったほうがよいということで、まあダメ元で、、、ということでそのお店に電話で連絡をし(自宅から近いお店ということもあって)車の状態とその時の状況を説明しに店長さんと直接お話しをさせていただいた。
以下、その時の概要。
ということでその日のお話しはそこで終了。
以下はその後。
ということで、発生後3日目で事実上の解決。
あとは補償にあたっての詳細見積をとってほしいと要望をいただいたので、当方預かり。
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正直最初は自分で直すしかないかなーと思っていたので、結果としては良かった。
しかし何より良かったのは、そのコンビニエンスストアの店長さんの対応の姿勢だった。
おそらく年上の方に対しておこがましいけれど、真摯・誠実という言葉が本当にふさわしい見事な応対だったと思う。
こちら側も特に嵩にかかって上からということはなく(個人的にもそういう応対はキライなので)お店側の立場も想像しつつ柔らかく説明していたのでそれもあったかもしれないけど、事後の経過報告も含めて素晴らしいクレーム対応(こちら側としてはクレームではなくて相談という意識だったけど、店的にはクレーム処理だろう)だったと思う。
責任が自分の側にあるのかもわからないし、発生した事実が確かにあったとしても補償する必要は無い(かもしれない)という中で、まずは状況を可能な限り聞き出して、カメラの記録等でこちらも可能な限りの事実確認を行う。
それと並行しておそらくは上に報告しつつ、店側としてできることの範囲を確認して、相手側が望む結果に少しでも近づけようと努力する(これは想像だけど、結果から想像するにこういう調整をしていただけていたと確信している)
そして、定期的な報告。
業種は違えど、人に接する仕事をする点では共通しているので、今回のことは感銘を受けるとともに非常に参考になった。
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利害が一致しない相手との問題解決の駆け引きを表す「折衝」は「敵の衝いてくる矛先を折る」のが原義とのこと。
今回は当然利害は一致していない中での話し合いだったが、一度たりとも折る行動に出ずに終始受け入れていただけた姿勢に正直感動した。
翻って自分は・・・? と考えさせられる出来事だった。
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最後に。
良い話だとは思うので、お店の名前を出すことは問題ないよね…ということで。
「スリーエフプリテール東松山向台店」での出来事でした。
店長さん(さすがにお名前は出さない方がよいかな?)ありがとうございました。