ぼくはクローン病患者。

安倍首相が潰瘍性大腸炎に罹っていることは周知だが、ぼくも似たような病気であるクローン病の患者だ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/クローン病

クローン病（クローンびょう、英：Crohn’s disease、CD）は、主として口腔から肛門までの全消化管に、非連続性の慢性肉芽腫性炎症を生じる原因不明の炎症性疾患。厚生労働省より特定疾患に指定されている。

潰瘍性大腸炎とともに炎症性腸疾患（IBD：Inflammatory bowel disease）に分類される。

簡単に言ってしまうと、消化器全般に原因不明の炎症が起きてしまう病気。

特定疾患の中では予後はよいほう（直接この病気が原因で死ぬことがないという意味）だけど、消化器全般というのがタチが悪く、特に症状が強い時に食事の制限がキツイ。

思い起こすともうだいぶ昔で、発症というか診断がついたのが、2000年の5月だか6月（忘れてしまった）。
罹患率が低いということと症状がきつかった事もあって、当時は相当に悲観的だったけれども今となっては良かったと思える。

今はもう数年間症状が出ておらず、普通の人となんら変わりない生活を送れているが、今まさにクローン病に苦しんでいる人・クローン病じゃないか？　と思っている人の何らかの助けになればよいかと思い、クローン病の診断がついて入院するまでと、その後退院して今に至るまでの経過について、今後折を見ては記していきたいと思っている。