[d-three]という屋号は、関ヶ原の戦いで大敗したことで有名な豊臣政権の五奉行のひとり、石田三成の旗印を由来にしています。
「大一大万大吉」という一風変わった旗印には、以下のような意味があると言われています。
「大(天下)のもとで、一(一人)が万人のために、大万(万民)が一人のためにという世の中になれば、大(天下)は吉となる」
会社員からフリーランスへ、組織の中の一人から本当に裸一貫、たった一人で活動することになったわけですが、
常に人のため・社会のため、という気持ちを忘れないようにという自戒を込めて、
「大一大万大吉」→「大が3つ」→「d-three」という屋号にしました。
そうやって屋号が決まったわけですが、名刺をつくるにあたってやはりロゴマーク的なものがないと締まらない。
ということでカイエンの池田さんのご紹介で、merkmalの坪井さん・山村さんのご協力を得てロゴマークを作成することになりました。
作成にあたってはまずオフィスにお伺いし、世間話を交えながら、屋号の由来や自分の仕事についてお話しをさせていただき、色は日本の伝統色からとりたいとか、こんな感じのイメージをもっている、、、などをお伝えさせていただきました。
山村さんから
「個と個、会社と会社。人の持つ技術と個性、そして私の持つ技術と個性が結集して一つのものを形づくる。
周りに支えられて、時には周りを支えて。それらが複雑に絡み合って一つのd-threeというアイデンティティを形成する。」
というコンセプトを土台に何案もご提案いただき、最終的にいまのカタチに決定となりました。
そうやってできあがったものなので当然といえば当然ですが、今でも強い愛着を持っており、関わってくださったみなさまにはとても感謝しています。